
調停とは、裁判所で行う紛争解決の一つで、紛争や問題に巻き込まれている当事者間の間に、裁判官と調停委員が挟まって、問題を解決することを指します。
調停では、当事者同士の言い分を聞き、場合によっては事実関係も調査し、その結果と法律的な評価に基づいて双方の歩み寄りを促します。
そのため、訴訟のようにどちらか一方が訴える・訴えられるという関係ではなく、お互いに問題を解決するための和解策を話し合うもの、とされています。
また、訴訟に比べて手続きが簡便であることから、比較的小規模の紛争に利用することができ、双方が自由に言い分を述べられるという利点を持っています。
このことから、離婚問題を解決する際も調停を利用することが多く、お互いの離婚するきっかけや理由などを調べ、慰謝料や親権、財産分与について明確に話し合われていきます。
若き日の不肖・宮嶋の大活躍
平成4年、カンボジアでの内戦が終了し民主的選挙が行われることになり、国連PKOとして初めて陸上自衛隊が派遣され、道路工事をすることになった。この時、カメラマンとして同行取材をした宮嶋茂樹氏の著書である。カメラマンだけに写真も豊富だ。なにより、不肖・宮嶋の文体がつらいことでもつい滑稽に思わせてしまうから不思議である。
前半は、輸送艦みうらでカンボジアまで同行した際の地獄絵図が語られる。カンボジアの港が浅いために大型の輸送船が使えないため、わずか2000トンの平底型輸送船(要はタライのような船)で行くことになったのである。悪夢を予期した全てのメディアが同行取材を拒否したため、めでたく単独取材となる。途中、台風が来るが、国会対策として他国への寄港は認められず、陸自隊員と共に船酔いに苦しむ。この様子はゲロ戦記として週刊文春に掲載された。
後半は、一旦帰国した宮嶋氏が陸自が作業をするカンボジアのタケオに取材に行き、近場に掘っ立て小屋を起てて取材を続ける毎日を綴っている。カンボジア国内ではまだポルポト派のゲリラが重装備で破壊活動をしており、危険と隣合わせである。この時の自衛隊の装備は、国内事情によりゲリラより劣る拳銃と小銃のみである。派遣されたのは工兵部隊が主体なのだ。装甲車もロケット砲もサブマシンガンも無しである。これらの事情から様々なジレンマが襲うのであるが、宮嶋氏の文章と写真が苦しさを笑いに変え、腹をよじりながら自衛隊のあり方を考えてしまうのである。
自衛隊に対する認識が180度変わった本
テレビや新聞がわれわれに伝えていない重大な情報がいかに多いかということがわかった。国会で武器の不携帯を決めたことがいかに非常識であったかも。この時点では私は自衛隊に同情する。無事に帰ってこられたが、Mission Immpossibleだよ。現に警察官とボランティアの学生の日本人2人は犠牲になったしね。マスコミがわれわれに与えてくれる情報がきちんとしていなければ、自衛隊を派遣するだの撤収するだの正しい判断できないでしょう。リスクを犯しての海外派遣は不要だと思っていたが、海外派遣の意義を十分認識した。(自衛隊に情報操作されているような気もするが・・・。)
著者の活躍武勇伝ももちろん面白いのだが、上述のことのほうがはるかに重要で得るところが多かった。カンボジアで自衛隊が何をしていたのか、テレビや新聞では全くわからないもの。
多くを語らぬ戦士を代弁する不肖の憤激
PKOとしてカンボジアに出向く自衛隊の奮戦ぶりを描いた不肖・宮嶋93年発刊の
処女作。呉港からコンポンソム港までの輸送艦「みうら」乗艦記と、タケオ基地門
前での張り込みを敢行して、おとぼけ突撃取材に当たる二部構成となっている。
カンボジアPKOを巡る報道について当時の記憶をたどると、カンボジアがいかに
危険極まりない地域かを煽り、マスコミは自衛隊の一刻も早い帰還を促していた。
だが不肖の報じる真実はそれと異なる。タケオ周辺はいたって平和であり、隊員
たちは過酷な労働に従事しながらも、人間らしい生活を送っていた。不肖は大マス
コミの殿様取材とは一線を画し、汗と泥にまみれながら日々現地のために格闘する
隊員たちと苦楽をともにして生の声に当たる。そこから垣間見える我が国の病弊。
それが如実に現れたのはピースボートご一行が見学にやってきた際である。化粧を
施し、香水の匂いを漂わせた面々が隊員たちを糾弾する光景。それは冗談のような
現代日本を象徴する一枚絵図である。隊員への愛情溢れる不肖の血の叫びを聴け。
宮嶋さん、テレビに映ると貫禄あるけれど・・・
~まず、宝島文庫の『まれに見るバカ女』という本で、サヨクウォッチャー中宮崇氏の辻元清美氏について書かれてる項でこの本の事が挙げられていたので、興味を持ちました。
辻元氏率いるピースボートがカンボジアにやってきて、PKO活動で頑張ってる自衛隊員に嫌がらせめいた(というより、完璧嫌がらせだが)接触をしてきたという記述に、これは読まないと!と~~、思い、購入。
中宮氏の辻元批判は、それまで知る事も無かった「日本人による反日活動」ということに関心を持つようになるほど(反日活動をやりたくなるという意味じゃないですよ・・)激しいツッコミ文でしたが、これが宮嶋氏の文では、わき上がる怒りと大和魂をユーモアで包み込み、「男は度胸と哀愁や!・・そして下ネタ(笑)」の如くオチで笑わせてく~~れています。
下ネタ、汚物ネタ結構ありますが、これがまたすこぶる面白く、紛争地域や無政府地帯などで危険を省みず命がけの仕事をなさっているのね・・・ということを微塵も感じさせない文体で、結局宮嶋ファンになってしまいました。
辻元ピースボートや、平和をこよなく愛しているらしい市民連合さんの活躍っぷりを読んでみたい方も必読です。~
宮嶋さん、テレビに映ると貫禄あるけれど・・・
まず、宝島文庫の『まれに見るバカ女』という本で、サヨクウォッチャー中宮崇氏の辻元清美氏について書かれてる項でこの本の事が挙げられていたので、興味を持ちました。
辻元氏率いるピースボートがカンボジアにやってきて、PKO活動で頑張ってる自衛隊員に嫌がらせめいた(というより、完璧嫌がらせだが)接触をしてきたという記述に、これは読まないと!と、思い、購入。
中宮氏の辻元批判は、それまで知る事も無かった「日本人による反日活動」ということに関心を持つようになるほど(反日活動をやりたくなるという意味じゃないですよ・・)激しいツッコミ文でしたが、これが宮嶋氏の文では、わき上がる怒りと大和魂をユーモアで包み込み、「男は度胸と哀愁や!・・そして下ネタ(笑)」の如くオチで笑わせてくれています。
下ネタ、汚物ネタ結構ありますが、これがまたすこぶる面白く、紛争地域や無政府地帯などで危険を省みず命がけの仕事をなさっているのね・・・ということを微塵も感じさせない文体で、結局宮嶋ファンになってしまいました。
辻元ピースボートや、平和をこよなく愛しているらしい市民連合さんの活躍っぷりを読んでみたい方も必読です。