
慰謝料とは、主に民事裁判で発生する賠償金のことで、被害者が精神的苦痛を受けた場合に、加害者に対して請求するお金を指します。
離婚裁判の場合、片方の配偶者が不倫をしており、それが原因となって離婚に至ったときや、配偶者が婚姻中に肉体的・精神的暴力(DV)を受け、加害側の配偶者に対して慰謝料を求めるケースが多いようです。
慰謝料の平均額は、各家庭によって異なるため一概に言えませんが、ごく一般的なサラリーマン家庭の場合、200〜500万円の慰謝料が妥当とされており、家庭裁判所でも判決が通るようです。
また、とにかく早く和解し、離婚にこぎつけたいと言う場合、「解決金」として少し減額された一時金を支払うケースも存在します。
法の定める罪と罰
出版当時に読んでから、いまだ参考になる本である。
姦通罪が法律上は廃止されても、依然として不倫は「道に外れた」行為であるという倫理観を持っている人は多いと思われるし、現に不倫中の人であってもなにがしかの罪悪感を感じている人もいるであろう。そのやましさが恋愛の味付けになるという人もいるのかもしれないが……。
弁護士が不倫に絡む仕事をするとなると、もっぱら離婚に際したカップル+αということになろうか。配偶者が不倫をしている人の場合、既婚者と不倫をしている人の場合、浮気をしている最中の既婚者の場合、それぞれが法律的に関わる、あるいは「法を犯す」と考えられる場合を具体的に解説する。
それら諸々の面倒くさいリスクをきちんとマネジメントして、それでも不倫をするか。それとも、リスクの大きさを心得て不倫を控えるか。それは各人の責任おいてなされることである。
関係ができてしまったことはなるべくしてなったのだから仕方がないとして、今後をどうするか。当事者としては気が重くとも、現実を見なくてはいけなくなったときの参考になる。
が、リカツという言葉が登場してきたように、抜け目なく自分にお得な離婚をすべく、こういった本を参考書にして離婚を準備している人を想像すると、ちょっと怖いかも。
クールに、現実的に
まずこれは、弁護士さんによる法律の本である。
どういうことかと言えば、「不倫はいいか悪いか」とか「不倫してもいいのか、それともやめといた方がいいのか」とかいった〈不倫そのものの是非〉は問題になってない、ということである。「法律的に見て、不倫にはこれこれのリスクがあり、それについてはこれこれの対処手段があります。そのことを踏まえて、最終的にはあなたがご自身で判断してください」というのがこの本の一貫した姿勢であり、そのことは著者も冒頭で明言している。そこが気に入らないのであれば、この本は読んでも時間の無駄になるだけかも知れない。
そういう意味では、「大人の恋愛基礎講座」というよりも「大人の社会的責任・各論」という感じの本である。めんどくさい法律の話を、テーマを絞ってわかりやすい解説で書いているので、非常に読みやすく、「不倫当事者」を離れて広く法学初心者・一般向けにも勧められると思う。
『非現実』の楽しさと現実
これから不倫を始めようとする人と、不倫が落ち着いてきた方々に読んで頂きたい本です。
今燃え上がっている人達にとっては、無意味なことが沢山書いてあります。
不倫って結構リスクが高いんだけど、人間をやっている以上は起こりうることだし、戦略的に
やったらいいのでは?
というマニュアルですね。参考になります・・・。