
協議離婚とは、その名の通り夫婦間の協議によって離婚を成立させるもので、裁判所などを介さずに離婚の取り決めを行うことを言います。
また、夫婦の合意によって離婚届を署名押印し、役所に届けることも協議離婚とされます。
離婚する際は財産分与・慰謝料・婚姻費用の分配、そして子のいる夫婦の場合は親権と養育費についても話し合う必要があります。
どれも非常に労力がかかる話し合いなのですが、夫婦間の合意さえあれば最も簡便かつ安い費用で離婚することができるため、日本では非常に利用されているようです。
一方、裁判所を利用する場合は、片方が離婚に応じない、浮気や借金、暴力などの大きな問題を抱えているケースが多いようです。
理解度高
単純に文字が大きく、段落が上下に分かれているので、
読みやすかったです。
すらーっと読めてしまう1冊でした。
どうしようと思う不安…それが、なんで不安なのかが
見えてきた気がします。
いろいろなケースがありこともわかりました。
でも何よりも、自分で生きていけるようにもなりたい。
結婚を失敗の人生にしたくないなどという、自分を
見つめ直す機会になりました。
人生いろいろ 年金もいろいろ
著者は、人気メルマガ『知っておきたい年金のはなし』で有名な方。
2007年4月から始まる離婚時の年金分割の話を中心に、夫婦の年金について分かりやすく説明してくれました。
2007年4月からは、離婚の際、自動的に夫の年金の半分が妻に移されると誤解されている方が多いそうです。
分割はお互いの合意が必要である事、あくまでも対象は、夫の報酬比例部分だけであり、しかも、夫婦であった期間だけが対象です。
また、2008年4月からの自動分割の対象は、その時点以降の第3号被保険者期間のみ。それ以前については、互いの合意が必要であることは変わりません。
まことにややこしい制度ですが、いろいろなケースを取り上げ、具体的・分かりやすく説明してくれています。
難点は以下。
・全体の構成が体系立てられていない。従って断片的な知識しか得られない。
・もっと詳しい情報が知りたい際に、どのような書籍やホームページを見ればよいかなどの説明が全く無い。
・全く知識の無い人には、やや説明不足の箇所がある。
もう少し時間を掛けて、しっかりした内容に仕上げて頂きたかったと思います。
文句なくおすすめの一冊です
私自身は40代前半ということもあり、過去に年金に関する本を読んだ記憶は
殆どありませんでした。20〜30代に比べて若くはないですが、自分がもらえるのはまだまだ先のことという感じですね。今回、縁あって本書を手にし、何日かかけて読んでみました。
一口に「年金」と言っても、さまざまなケースがあり、微妙な違いで年金がもらえたり、もらえなかったり、またその額に差が出てきたり・・・。
年金の仕組みにしても、大きな制度改革があったり、細かな改正があったりして、複雑です。
そういう「ややこしくて面倒な部分」をこの本はドラマ仕立てでわかりやすく解説してくれています。妻の立場から、夫の立場から、いろんなケーススタディを学ぶことができ、読み終えたらいっぱしの年金通になれたような気がしました(笑)
著者自身が、離婚も経験され、再婚され、子供二人を育てているという臨場感も重なって、
細やかな場面設定がされています。
読み終えると、40代に突入して初めて年金のことを勉強するのがいかに遅いかを痛切に
感じました。そういう意味でも、若い世代の人にこそこういう良い本を読んでいただきたい。
切実に感じます
離婚、再婚、死別をはじめ、夫婦間で起こる様々なドラマによって、貰える年金も変化します。
離婚時の年金分割や、遺族年金といった問題に、複雑な年金制度がからんで、加給年金や公務員共済等もその複雑さを増します。
著者は社会保険労務士として相談に乗る立場でこの本を書いたというより、自分自身の問題として捉えて書いているので、1つ1つの事例と解説が説得力を持って迫ってきます。
妻には、年金分割は読んで、こんなに少なくしか貰えないなら離婚を踏みとどまる参考にして欲しい。妻が遺族年金を読むと・・・考えないようにしたい。
あとがきに『「社会保険労務士の資格を取ろうと思ったきっかけは?」に対する本当の答えは「離婚したかったから」です。不純な動機です。』
とあるように、離婚後再婚して、今は幸せな家庭を持っている筆者が、人生を年金を通して語るという切実な現実を分かり易く解説している今までにない年金本に仕上がっている。